2020年7月11日 / 最終更新日 : 2020年7月12日 erikori 『歎異抄』 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや 〔『歎異抄』第3章より(『真宗聖典』627頁)〕 「善人でさえも往生できるのだから、悪人が往生できるということは言うまでもないことです」 所感 人は、自分のことを「善」と思ってし […]
2020年7月11日 / 最終更新日 : 2020年7月12日 erikori 『歎異抄』 つくべき縁あればともない、はなるべき縁あれば、はなるる つくべき縁あればともない、はなるべき縁あれば、はなるる 〔『歎異抄』第6章より(『真宗聖典』628頁)〕 妹の結婚式のときの光景が目に焼きついています。バージンロードを歩く妹と父。結婚式の前には「恥ずかしいな」などと言っ […]
2020年7月11日 / 最終更新日 : 2020年7月12日 erikori 『歎異抄』 念仏者は、無碍の一道なり 念仏者は、無碍の一道なり 〔『歎異抄』第7章より(『真宗聖典』629頁)〕 『歎異抄』第7章念仏者は、無碍(むげ)の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇(てんじんじぎ)も敬伏(きょうぶく)し、魔界 […]
2020年7月10日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 erikori 『歎異抄』 卯毛羊毛のさきにいる 卯毛(うもう)羊毛(ようもう)のさきにいるちりばかりもつくるつみの、宿業(しゅくごう)にあらずということなしとしるべし 『歎異抄』第 13 条(真宗聖典➀633 頁/➁775 頁)〕 〔試訳〕たとえウサギの毛やヒツジの毛 […]
2020年7月10日 / 最終更新日 : 2020年7月12日 erikori 『歎異抄』 さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし 〔『歎異抄』第13章より(『真宗聖典』634頁)〕 「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」(「そうなるべき縁がもよおすならば、どのような振る舞いでもして […]
2020年7月9日 / 最終更新日 : 2020年7月12日 erikori 『歎異抄』 弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば 弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり 〔『歎異抄』後序より(『真宗聖典』640頁)〕 本文 親鸞聖人のつねのおおせには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけ […]